hanahanaの日記

日々の気づいた話

大人の歯列矯正17<約1年経過して思うこと3>

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3.治療そのものについて

マウスピース矯正は着脱ができるのがメリットです。ただし最初の頃は歯も並びが一番悪いし、着脱のコツもわからないからとにかくうまく外せない。自宅ならともかく、外出時に外す時、新しいマウスピースになって間もなくで填める時、なかなかすぐに外せない、填められない。となって、かなり焦りました。半年近く経ってだいぶ歯が整列してきたのと削ってスペースができたからか、最近は特に下の歯は楽に着脱できるようになりました。上はまだ旧八重歯がスペースに収まりきってないから外す時にどうしても最後その歯に引っかかります。それでも最初の頃はしばらく口を開けてないと取れなかった(汚い話ですが、ヨダレが…)のですから、それを考えれば全然楽勝になりました。今はコロナで出勤日が少なかったが幸いですが、それでも外出時の着脱は、特に外すのは外出先での洗面所で行うのでそれがプレッシャーとなるため、なるべく人がいなさそうな場所(混むと焦るし人目も気になるので)を探す癖がついてしまいました。

動かしているので仕方ないですが、固いものや歯ごたえのある物を食べるという楽しみがなくなりました。普通の食べ物だとしても噛むことで食感も楽しんでいたのだな。というのを思い知りました。入れ歯になると食べ物が美味しくなくなる。というのも同じことなのかな。と思いながら、歯があってもしっかり噛めないと食事が楽しめないことを実感しました。同時に歯を大切にしないと、人生の大きな楽しみである食事を楽しむことができなくなるのだと今気が付けたのは良かったと思います。

あと、特に最初の頃は元々スペースが小さい所にアライナーを填めるので、舌がアライナーにあたります。黙って仕事をしている時は良いのですが、電話や会議などである程度の時間話した後は舌がこすられるためヒリつくくらい痛みがでました。これは短時間しか話さない時が続けばいいのですが、そうでないとせっかく症状が収まってきた時にまた会議や電話。となってまた痛みを繰り返すこととなり、辛かったです。これは最初の半年くらいだったでしょうか。今は歯が並んできたからか、そういったことは起きなくなりました。我慢できないほどではないですが、舌はキズがあれば食事の時にも沁みるわけですから、アライナーをつけていても外していても痛みが出るのは辛いですね。

歯みがきを特に夜は時間をかけ行っているつもりで、フロスは矯正前から使っていたのですが、それでも歯肉炎になることはあるんだな。というのはやはり矯正で気をつけなければいけないことです。歯間ブラシも使い、道具が増え、時間がかかるようになりました。

大人の歯列矯正16<約1年経過して思うこと2>

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2.病院の選び方-先生以外の要素

前のブログで先生についての満足度について述べました。医院への評価はもちろん先生に依るところが大きいですが、長く通うことになりますし、トータルでの印象も大切だと思います。

まず、受付。相談申し込みから初めて行った時に接するのは受付です。ここの印象、サービス自体は悪くないけどもう少し改善もできるかな。という当初の印象は、やはり変わりません。決して不親切というわけではないし、不愉快になるわけではないですが、もう少し気を利かせられるかな。と患者としては思います。「サービス業じゃない」と言われるかもしれないですが、歯科医院の競争は激化、まして矯正治療にしても一般歯科が手を出せる領域になってきたので、そこは再考の余地があるのでは?と思います。

あと、意外だったのは、殆どの処置は歯科衛生士さんがされるのだということです。もちろん抜歯、IPRは一般歯科の先生だし、処置の最後の確認は矯正の先生がきちんとして下さいますが、時間的には歯科衛生士さんとが長いですね。歯科衛生士さんは二人いらっしゃり、お二人共にこやかに対応して下さいます。決して下手ということではないですが、一人の方は経験がやや浅いのかな。という印象は受けます。

どこでも当たり前なのかもしれませせんが、毎回口元の写真を撮ってくれるのも安心です。そういうのは確かに衛生士さんのお仕事になりますね。

抜歯が必要なこともあり、一般歯科が併設されているのはかかりつけがない私にとっては良かったです。

医院の場所もどんなに名医でも通いづらい所は難しいですね。幸い今のところ私は駆け込むような事態になったことはありませんが、週末の予約はとりづらいこともあって、平日の夜のアポを取るとすると、勤務先からも行きやすいところがベストではあります。ここは私にとっては盲点でした。移動に小一時間かかってしまいますからその日は残業しないで会社を出るとしないと行けません。

治療費については、安くはないけれど、高すぎず、相場かと思います。ゴムかけ用ゴムは治療費内に含まれていて、チューイーは別料金というシステムだけは未だ良くわかりませんが、チューイーを買う以外の費用は何もかかっていないので安心です。

大人の歯列矯正15<約1年経過して思うこと>

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治療を検討したのは一昨年の夏ごろだった気がします。そこからドクター探し、問い合わせ、アポ取り、実際の治療方針を聞くなどを私はたった2か所しかしませんでしたがあっという間に冬となり、実際の治療開始は昨年2月からでした。

病院ごとに事情は異なるでしょうが、私がこれまで色々と思ったこと、感じたことについてやこれから治療と検討される方に参考になりそうなことを、約1年治療が経過した今の時点で思うことを書いてみたいと思います。

1.病院の選び方-今の先生で満足か

治療を始めるまでは先生との面談を2回し、治療方針を話していただき、それに納得して始めました。私の場合、探した時の重視した点の一つは「八重歯の抜歯をしない」ということでした。それは子供の時から通っていた先生に犬歯を抜歯するのは絶対にNGと言われていたからです。もしかしたら現代医学では状況が異なることがあるのかもしれませんが。

今の先生は極力抜歯しない方針の先生ですが、1回目は上下計4本の抜歯を勧められました。別の先生には犬歯を含む抜歯を(期間短縮にもなるということで)勧められました。本数は覚えてませんが4本かそれ以上だったかもしれません。

今の先生には最初「残しても噛めないので、歯としての機能はないから抜いた方が良い」と言われたものの、納得できず「何とかもう少し抜かないで済む方法はないか」と尋ねることができました。もう一人の先生には犬歯を抜く。と言われた段階でそれ以上相談する気が失せてしまいました。

今の先生には八重歯についてはその奥の歯の抜歯、下の歯については抜歯でなく削ることで何とかしてみましょう。と言われ、私はそれに同意しました。治療が始まってみると、口内が広くない中で抜歯せずに本数を維持したまま動かすと、下の前歯の先端(歯茎の下顎側の方)側が前の方にせり出てきました。幸い私は痛みを感じることは全くないので良かったのですが、ここで痛みが出てしまうと「抜いてスペースを作った方が良かったな」と思うかもしれません。あと、短い期間で治療を終えたければ抜いた方が早いのでは?と思いました。かみ合わせを考えても抜歯した方が調整はしやすいのかもしれません。

治療は順調なようで山あり谷ありの所もありますが、今の先生は長いこと携わっている分、表、裏、マウスピースどれでも対応可能な技術と経験をお持ちなので、都度きちんと対応して下さるのも安心材料です。

 

 

 

 

網膜剥離になりました<術後6か月~7か月>

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定期検査。特に結果は変わらずでした。

右眼の視力は白内障の手術をするまでは改善は望めなそうです。

歪みや大きさは8~9割戻ってるので、良しとしないといけないですね。白内障と黄斑前膜除去手術で良くなると良いのですが。白内障の手術経験者は「良く見えるようになった」と聞きますが、網膜剥離後の白内障も同じなのでしょうか。片目だけの手術だと色の見え方とかが異なる。とも聞きます。

とは言え、白内障も進んでしまうと手術がしにくくなるようですし、手術するしか選択肢はないのでしょう。

それより心配なのは左眼です。3か月に一度の視野検査をまた次することになりますが、これまでの検査結果では見えてない所があるようだ。ということなので。眼圧は正常範囲です。何か改善することができればと思いますが、これも一度失った視神経は戻せないので、現状維持、悪化を食い止めるという治療をするしか今はないようです。

先生によれば、緑内障は実際に自覚して生活に困るほどの視力を失うまでには発症して30年~40年とのこと。ある意味、発症してもそのまま放置で逃げ切れるか逃げ切れないか。ということなのかと。視野欠損は、片目だけで自分で見ただけでは全く気が付かない、検査しないと自分では本当にわからないレベルです。毎晩目薬するのは手間ではありますが、今わかってこの状態を維持すれば緑内障が悪化することはないので良かった。と考えることにしたいと思います。将来的にさらに良い治療法ができるかもしれないですし。

というわけで、網膜剥離は落ち着いてきたものの、白内障緑内障の治療が続きます。身体の血行を良くするのは良いようなので、体質改善にも引き続き取り組んでいきたいと思います。

 

大人の歯列矯正14<初IPR体験>

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検診は2か月毎となり、通院も最初は平日夜でないとなかなか空きがなく、退社後ダッシュで駆け込む感じだったので大変でしたが、今回は優先で週末の予約が入れられました。なぜかというと、IPRという歯を若干削る処置をするのに平日夜だと時間が足りないからのようです。

私の主治医は基本抜歯しないをモットーに治療をされています。私は八重歯があり、口が小さいこともあって上下がガタガタです。それでもできれば抜歯はしたくないと思って2軒ほど回ったのですが、いずれの先生にも抜歯が必要と言われました。この抜歯、する、しないは何が正解なのか、個人差が大きすぎて正直よく分からないところもありますね。

今の先生に決めたのは、その中でも私の気持ちを汲んで(それが医学的に正解かは別として)、より抜歯しない形での治療を提案して下さったからです。

では、抜歯の代わりにどうするのか。というと、このIPRといって歯の左右の端をホントに僅かですが削るという作業をします。他の方のブログなどでの体験談には「頭(目)の辺りまで振動が来た」というコメントもあり、眼の手術をしていた私は正直それがとても心配だったのですが、一方で私は下の歯を削るので顔の上部への振動はないのでは?と勝手に思ってもいました。

そして、実際の治療日が来ました。時間にして10分程度でしょうか。正直削っているのもわからない位で終わりました。IPRの前にはいつも通りの検診作業がありました。検診の際は毎回口元の写真を念入りに撮られます。その撮影とクリーニングの時間の方が長いと思います。その後先生の目視確認が入って、トータルで50分くらいでしょうか。

今回10日間隔の交換を短縮できるかなと思いましたが、残念ながら10日のままで。という指示でした。出だしは躓きましたが、その後は順調に来ていると思います。夏に抜歯したスペースに八重歯もずいぶん填まってくるようになり、隙間も殆ど見えなくなりました。アライナーの数も折り返しに近づいています。

網膜剥離になりました<術後5か月~6か月>

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網膜剝離自体の手術は成功したのですが、半年近く経っても視力は上がりません。先生の診断では、手術の後遺症で白内障が出てきてしまっているので視力の向上を相殺してしまっている上に、黄斑前膜(おうはんぜんまく)という薄い膜が網膜の上に貼られてしまっているので歪みが生じている。ということです。

色々なところのブログやHPを見ると、網膜剝離の手術と白内障と一緒にする場合もあるようです。先にやってしまうのは患者の負担軽減にはなりますが、出てもいない症状を先に処理してしまうのはどうか。という考えもありますね。さらに難しいのは網膜剥離になってしまった場合、殆どの場合急を要する手術なので患者側にもまるっきり知識がないし、先生とじっくりその先のことまで考えて相談するなど考えもつきません。難しいですね。

私の主治医には春になったら手術をしたいと言われました。私はしなくて済ませられることを考えたいですが。今の先生は腕は立つ先生だし、手術は安心してお任せできますが、何せ混んでて相談できる時間が持てないのです。話をじっくり聞ける場というのも大切だと思うのですが、そういう病院はどこにあるのでしょうか。

 

 

大人の歯列矯正13<嚙み合わせって大事>

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アライナーの交換は順調に進んでいますし、八重歯も抜歯したスペースに徐々に収まっているのが目に見えてもわかるようになり、がんばろうという気になります。けれども毎日の食事が楽しくありません。

見た目はそんなに変わってないはずなのに、うまく噛めません。ガシっと噛めないので、なんだかリスみたいに前歯でこそげ取って少しずつ潰して飲み込む。って感じです。お肉もお魚もステーキや刺身ですら、うまく噛めてこその味なんだとしみじみ実感しました。おいしさを味わうのに嚙み合わせがこんなに重要だったなんて初めてわかりました。周りで見聞きするのは歯の移動で隙間ができるので挟まりやすい。というものでした。確かにそれもあるのですが、それより味覚にこんな影響があるとは。

矯正歯科には見た目だけでなく、嚙み合わせの大切さを説明している先生もいらっしゃいます。そういうことだったのか。と。だから、パッと見綺麗に並んでいるように見えても専門家の観点から更に調整をされるのですね。そういう点もきちんと治療して下さる先生を選びたいものです。

元々先生の見立てでは私の場合1年半~2年かな。と言われていて、私はまだ実質半年経過しただけなので、この美味しさ半減タイムがまだまだ続くのかと思うと食べるのが楽しみの一つである私にはとても辛いものではありますが、早く終わらせるには装着時間を守ることに限ると思うので、矯正生活をがんばります。